記憶遡上の旅、「備中松山城」続きです。

三の平櫓東土塀。前記事のと角度が違うだけですが、雨がよく写ってます...(たぶん)
国の重要文化財もびしょ濡れです。
雨ってかなり降ってても、不思議と写真に写りにくいですよね。テレビのドラマでも大抵人工的などしゃ降りにしちゃってるのもそこが理由と聞きました。

そして、いよいよっ!
備中松山城ですーーーっ!よかったーーー!城跡のみじゃなくて、天守閣や建物がちゃんとセットで存在していました。
にしても、お天気が悪いですっ。

もう少し近寄って…。
山猿に会わずにここまで来れましたよーー!
雨だからおサルもお家に隠れちゃってたのかも。

もうちょっとだけ近寄って…。
これ以上寄ると見切れちゃいます。

思いのほか小さなお城ですが真っ白な壁に黒い瓦屋根が美しいです。
お天気がよければ最高だったと思います。
小さいとは言え、こんな山の上お城を建てた昔の人の作業は本当に大変だったと思います。

最後の難所、この階段を上って左手に料金所があります。
ここで、「共通入館券」を見せて入館するのですが、ここの切符もぎり(このレトロ感が気に入ってる)のオジサマに、このチケットをどこで買ったのか聞かれました。
「武家屋敷です」と答えると、さらに「どういって勧められたの?」と聞かれました。
「『武家屋敷(400円)、頼久寺庭園(300円)、郷土資料館(300円)、備中松山城(300円)の4つの施設の共通券で、各館で支払うと1300円のところ、共通券だと900円でおトクです。』と。」
「これ、4つとも行く人はほとんどいないからね。その施設ごとにその場で支払う方が結局おやすくなるんです。」……。
「最低3つ行けばモトがとれると…」
「そうなんだけど、実際はその3つも回らない人が多いみたいです」
Σ(・∀・|||)ゲッ!!

♪もしかしてだけど〜、もしかしてだけど〜、
♪武家屋敷のオジサンに、○○されたんじゃないの〜ぉ?

き、気を取り直して天守閣。
キレイでしょ?…お天気がよければねぇ。もっとキレイに撮れたのにぃ。
あぁ、写真のヘタクソ具合をお天気のせいに出来るからいいなぁ。

天守閣。本当にこじんまりしています。
ちょっとお金持ちな一般人のお家の方がずっと大きいです。

なんとか秋らしいお花が咲いていました。
菊っぽいやつです。
戦国時代に何度も何度も戦がありその度に城主が変わって、それでもこの時代まで残ってるってスゴいですね。(近代になって修復した部分も多いけど。)

本丸東御門。
裏側からしか見られませんでしたが、引き戸になっています。
本丸の中に常時、人がいなかったため、このような仕様になったといわれています。(かんぬき式じゃないとかなり無防備だし、門番や扉を開ける人がいなかったと思われる)

天守閣の中も入れる様になっています。

武者窓…まぁ、昔のブラインドですね。「太陽にほえろ」で裕次郎がのぞいてるやつ的な。
正方形の角材の角を外に向けて並べ、外からは内が見えにくく、内からは外の広い範囲が見えるので、外部の敵の動きを把握しやすいそうです。

しゃちほこ。
どこで見つけてもとりあえず挨拶代わりに写しちゃいます。違いなんて全然分かんないんだけど、何となくスキ。
あんこを入れて食べちゃいたい。

天守閣の窓から見た二重櫓。こちらも国指定重要文化財です。
天然の巨石を櫓台としています。

天守閣を降りて、門の外のすぐ下を見てみると、通って来た土塀のあたりが小さく見えます。
こんな高いところによくお城を建てましたよね。
雲海の中の天空の城で有名なのは竹田城跡ですけど、日本一高いところにある天守閣とゆ~くらいですので、こちらも時期によっては周囲の山に登ると雲海の中にこのお城を見ることができるそうです。城跡と違って天守閣が残っているので、その素晴らしさは筆舌につくしがたいとか。

で、共通券は…といえば。
2施設のみです。
しかも武家屋敷は1つしか行けてません。
山登りで疲れちゃったんだも〜〜ん。
お城の切符モギリのオジサマのいう通りになりました。
o(〃^▽^〃)o あははっ♪

ちなみに、この共通券は1ヶ月間有効です。なので、1ヶ月以内にもう一度行けば使えるのです。
ん〜〜。でも、高梁市って、どこだっけ?

お城の話はとりあえず、おしまいです。
ご清聴ありがとうございました。

#59098;備中松山城(wiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B1%B1%E5%9F%8E_%28%E5%82%99%E4%B8%AD%E5%9B%BD%29
#59098;備中松山城(高梁市公式サイト)
http://www.city.takahashi.okayama.jp/soshiki/9/shiro4240131.html


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